11/30・12/1・2 手漉き和紙絵巻『鳥獣戯画〜手漉き和紙ができるまで〜』展開催

トロロアオイ品評会の結果報告

トロロアオイ農家さんの出荷時と同じ本日2021年11月8日(月)に、わしのねりプロジェクトメンバーのトロロアオイを農家さんに見ていただき、出荷いたしました。

農家さんの出荷は、畑で収穫したものを専用のネットもしくはダンボールに入れて、小川町にあるJAライスセンターに持ち込まれました。

私たちもメンバーのみなさまからお送りいただいたトロロアオイを、ライスセンターすぐ近くにあるヤマト便小川町センターから引き取りライスセンターに出荷いたしました。

お送りいただいた方は計24名いらっしゃいました。
お送りいただいた箱を見て、農家さんやJAさん、小川町役場の方は、「農家さんでも枯らしてしまった年に、これだけ沢山の方が頑張ってくれたの!」と驚かれていました。

今回品評いただいたのは、トロロアオイ生産組合会長の黒澤さん。
ランク付けができ、一番生産している黒澤さんです。
(それも楮も一番生産しているとか、黒澤さんのパワー・知識は尊敬しかありません)

結果、

今回届いたトロロアオイの本数は268本。

Aランク30kg(112本)
Bランク12kg(40本)
Bランク未満5kg(116本)

Aランク
Bランク

Aランクは根が太く長いものになります。
できれば下に長いのがベストですが、太かったことでAランクに入りました。
BランクはAランクよりも細いですが、根が伸びているものになります。
Bランク以上になるのに、もう少しで根が太くなるような惜しいものも多くありました。
今回、プランターでもBランク以上のトロロアオイができることがわかりました。
A,Bランクについては、小川町もしくは全国の和紙組合さんに納品されます。
Bランク未満の根については和紙職人さんへの直接渡しなどトロロアオイ生産組合に納品させていただきました。
お送りいただいたメンバーには個別に品評結果をお送りさせていただきます。
整理に少々お時間をいただきますが、楽しみにお待ちください。

事務局としましては、1年目としては上出来だったのではないかと思っています。

本年は、農家さんでも育てるのが大変だった年(育たなかった年)です。
枯らせずに育てられたのは、みなさまの手入れと愛情や環境があったからではないでしょうか。
メンバーからの話で、育てるのが楽しかったなどいただいています。
なかには、コロナ禍で少し落ち込むような状態になっていたが、トロロアオイを育てたり、花が見れたことで前向きになれたというお話もいただきました。
事務局としては、育てるということで自然に触れること、農家さんや職人さんを知って繋がれることは大きな財産だと思いますし、一番怖いのは知られていないことと思っています。
みなさまのご協力で予想以上の出荷をすることができましたが、年始に全国の組合から来ているオーダーには6割ほどしか応えられなかったそうです。
1年目を終えて、課題も色々と見えてきました。

12月に寄合を開催させていただきまして、次年度に向けて感想や情報交換をさせていただけたらと思います。

みな様、本年ご参加いただき、まことにありがとうございます!

次年度の参加者事前登録もはじめておりますので、ぜひご参加いただくとともに、お声掛けいただけたら幸いです。

次年度参加事前登録はこちら

コメント

コメントするためには、 ログイン してください。
error: Content is protected !!