2021年6月1日、長野県小諸市の旧北国街道沿いに盆栽を眺めながら珈琲を堪能できる「彩本堂」が開店しました。
「彩本堂」は、入口を入るとそこは和の空間が広がり、ヒーリング音楽のなか盆栽が陳列されており、入った者を異空間に誘います。
店舗はもともと空き家になっていた木造住宅の1階部分を改築し、古木が柱に使われ、移築した土蔵が組み込まれている。また、カウンター部分からはサイホンで珈琲を入れるところが目の前で見ることができます。
ここの珈琲は、サイホン珈琲の抽出技術を競う国内大会で最多3度の優勝に輝いた中山吉伸さんが支配人を務めており、「サイホンは『香りの劇場』。その魅力を伝えたい」と話していました。
盆栽を見ながらいただく珈琲は、新時代を感じさせるほか、何か共通する本質を問いかけてくるかのようです。
その問いは自分自身を見つめ直す時間を与えてくれているのかもしれません。