時間が経てば経つほど、マイナス思考の闇に。
企画を行動に移せない方は、やってみたいことがあるんだけど決断できなかったり、色々な案が思いついてしまい絞りきれない、その道のプロでもないといった自信がもてず、立ち止まっているのではないでしょうか。
友だちと話していて名案が思い浮かんだりしても、そのまま頭の中で悶々としていたら、新たなことにチャレンジしてみたいと思っていた想いが、逆にストレスになってしまいます。
失敗したらどうしよう、今の仕事や事業のほうが安定しているしと、不安よりも安定を求めてしまう思考に落ち着いてしまいます。
心理学の中でも人間は、マイナスの出来事のほうが7割記憶に残っってしまうそうです。
なかなか楽しかったことや、楽しいと思えることが記憶に残らないものですね。
悶々と考えているうちに、だんだんマイナス要因を考え始めてしまうのは、そのせいもあるかもしれません。
時間をダラダラかけず、集中して行動しよう。
様々な会社の新規事業をサポートしてきていると、やはり時間をかけて慎重に事業を進める会社は、安定的な事業を選択してしまいあまり発展的なカタチにならなかったり、なかなか前に進まず事業に着手できないケースが多くあります。
その反面、短期間で集中的にものごとを考え判断して新規事業を始める会社は、ポジティブかつ発展的な事業に育っている傾向があります。
自分をとりまく環境は、日に日に変わっていきます。
経済動向、社会情勢、流行などなど。
自分がやってみたいと思っていたことが、相手に先行されてしまうことも。
いくら情報収集に時間をかけても日々変わる状況下のなかでは、完璧な正解は見つけることはできません。
やるからには短期間で、例えば半年以内にとか1年以内にという想いを心のどこかに思っておけば、情報収集の密度も変わってくるはずです。
話した後に短時間で動くことは信用にもつながる
企画屋かざあなは、企画から行動に移すまでが本当に早いです。
伝統工芸や農業など、昔から受け継がれてきた方々と仕事をするには、信用をどうやって勝ち取るかが重要なポイントになってきます。
話だけをして、何年もまたやってこないでは、本気度は伝わらず、本気でない人をかまってる時間はありません。
それは皆さんもそうだと思います。
「時間がもったいない」
そう思われたら、もう一生付き合っていくことは難しいでしょう。
一方、短時間でまた発展的な話に来たりする方には、「信用」が生まれます。
「信用」は大きな財産です。
まちがいなく、企画をすすめる上で、応援団となっていただけるとともに、自分自身にも「自信」がつきます。
自分一人で考えていると、不安な気持ちになってしまうこともあるでしょう。
しかし、応援団を抱えることで、プラス思考に転じていきます。
次回は、会話からの構想構築と賛同者獲得
次回は「企動力」の一番はじめの行動として大事な「色んな人と話してみる」について書いていきたいと思います。
企画屋かざあなで進めている伝統工芸のプロジェクトに関しても、様々な人と対話してきたからこそ、構想が生まれ賛同者をえることができています。
その経験談も踏まえ、お伝えしていきます。
<前回の記事:新時代を切り開く「企動力」を身に纏う(1)〜行動は資産になる〜>