本日10月27日、「和紙 日本の手漉和紙技術」がユネスコ無形文化遺産に登録されて10周年を迎えます。
世界に誇れる優美で強靭で保存性の高い和紙は、絵画や版画、書道といった美術作品に使われるだけではなく、ルーブル美術館をはじめ、多くの世界的美術品の修繕にも使われています。
日本の手漉き和紙技術がユネスコ無形文化遺産登録から10周年を迎えるのを記念し、二条城では鳥獣戯画を模した手漉き和紙絵巻『鳥獣戯画~手漉き和紙ができるまで~』を制作いたしました。
世界遺産・二条城では『日本の手漉き和紙技術~ユネスコ無形文化遺産登録10周年記念事業』が開催され、ワークショップや展示などイベントが行われています。また、二条城近くの京都市上京区葭屋町通(よしやまちどおり)の町家にて、今回制作した絵巻を初公開する展示会を、2024年11月30日(土)より開催いたします。
ぜひ、この機会に和紙に触れてみてはいかがでしょうか。
【日本の手漉き和紙技術~ユネスコ無形文化遺産登録10周年記念事業開催情報】
◆メインイベント
期間:12月1日(日)
場所:二条城二の丸御殿 台所
内容:<第1部> 13:00〜13:30
記念式典(関係者のみ)
<第2部> 13:30〜14:15
記念講演(関係者のみ)
<特別企画> 14:15〜15:30
3紙による紙漉き実演(一般公開)
◆啓発イベント
期間:11月26日(火)~12月1日(日)
場所:二条城レクチャールーム(一般公開)
内容:<展示> 9:30〜15:30
全国の手漉き和紙産地紹介
ユネスコ無形文化遺産紹介など
<ワークショップ> 9:30〜15:30
石州半紙:コースター作り
本美濃紙:しおり作り
細川紙:水切り工芸体験
〜国宝 鳥獣戯画が伝わる高山寺公認
全長11m超!手漉き和紙絵巻
『鳥獣戯画~手漉き和紙ができるまで~』展開催概要〜
【日時】
11月30日(土)~12月2日(月)
午前11時~16時(最終日は15時まで)
【場所】
京都建築専門学校「葭屋町(よしやまち)校舎」
京都府京都市上京区葭屋町通下立売下る丸屋町260
【内容】
・『鳥獣戯画~手漉き和紙ができるまで~』展示
・手漉き和紙に関するパネル、和紙、原料展示
・手漉き和紙鳥獣戯画グッズ、オリジナル和紙雑貨、手漉き和紙販売
・和紙に触れるワークショップ
【入場料】500円
(ユネスコ無形文化遺産登録三紙のいずれかを使った入場券付き(数量に限りがありますのでご了承ください))
ワークショップ参加費別途
日時指定優先入場券:1,500円
※日時指定優先入場券特典:特典:本イベント特製ユネスコ無形文化遺産登録三紙いずれかに手漉き和紙絵巻鳥獣戯画のシーンが印字されたしおり1枚(3パターンあります)
この記事へのコメントはありません。