絹織物の日本最大産地 京都・丹後でオールハンドメイドにこだわった商品を製織・販売するクスカ株式会社(京都府与謝郡与謝野町)のブランド「KUSKA(クスカ)」が、江戸時代中期からあり、リユース性にとても優れている「裂き織り」を駆使した生地を開発し、その生地を大阪・浪速にある専門工場で製靴したスニーカーを販売開始しました。
江戸時代中期からある技法「裂き織り」
「裂き織り」とは、江戸時代中期からある技法で、擦り切れたり・汚れたりと使えなくなった着物や洋服をほどき、布の状態に戻し、その布を1cm程度に裂いて横糸に入れて織り込むものです。リユース性に優れた日本人の精神性から生まれた織物です。
今回、その「裂き織り」の技術を用いながら実用性も可能にするため、織り機から「KUSKA」で開発し、「裂き織り」の古布とポリエステル糸を中に織り込んだ耐久性のある生地を製織し、スニーカーのアッパー部分にその生地を用いています。
地場の高級婦人靴と融合したものづくり
裂き織りの生地をより活かすために、製靴は大阪・浪速にあり1954年創業の高級婦人靴を作り続けてきたインターナショナルシューズが手掛け、それぞれの手仕事と異なる地場産業がタックを組んだ商品になります。「KUSKA(クスカ)」はロンドン・サヴィルロウでも展開しており、スニーカーについては店舗及びオンラインショップを中心に展開しています。
販売商品: KUSKA SAKIORI スニーカー ブラック
25cm~28cm(1cm単位)
販売価格: 39,600円(税込)
販売場所: KUSKA 東京旗艦店
URL : https://www.kuska.jp/shop/index.html
KUSKA WEB SHOP
URL : https://shop.kuska.jp/?pid=159834222